内窓の色はどう選ぶ?室内から見える枠の合わせ方と見落としやすい点

内窓は室内側に付くため、枠の色がそのまま部屋の見え方に関わります。性能で選んだあと、最後に迷いやすいのが色です。この記事では、何に合わせて選ぶとよいのか、見落としやすい点はどこかを整理します。
内窓の色は「室内から見える色」
外窓のサッシは、外からの見え方と室内からの見え方の両方が関わります。一方、内窓は室内側にしか現れません。外観には影響しないため、外壁や既存サッシの外側の色に合わせる必要はありません。
その分、部屋のなかで何に合わせるかが選び方の中心になります。
何に合わせて選ぶか
| 合わせる対象 | 向いている場面 |
|---|---|
| 既存の窓枠 | 窓まわりを一体に見せたいとき。内窓の存在が目立ちにくくなる |
| 床・建具(ドアや収納の扉) | 部屋全体の印象を整えたいとき。木目調を選ぶことが多い |
| 壁・天井 | 窓まわりを軽く見せたいとき。白系を選ぶと枠が主張しにくい |
迷ったときは、既存の窓枠に近い色を選ぶと収まりやすくなります。内窓は既存の窓枠の内側に付くため、隣り合う面の色差がもっとも目に入るためです。
メーカーごとのカラー展開
内窓リフォームネットで扱っている主なシリーズのカラーは次のとおりです。
| シリーズ | カラー |
|---|---|
| LIXIL インプラス | 全6色(ショコラーデG/キャラメルウッドG/ニュートラルウッドG/ライトウッドG/ライトグレーG/プレシャスホワイトP) |
| YKK AP ウチリモ | 全7色(ホワイト/グレイジュ/カームブラック/クリア/ナチュラル/ミディアムオーク/ダークブラウン) |
| 三協アルミ プラメイクEⅡ | 木目調カラーの質感が向上したとされています |
出典: LIXIL「インプラス バリエーション」/YKK AP「ウチリモ」/三協アルミ「プラメイクEⅡ」
木目調から白、黒まで幅がある構成です。シリーズごとの違いは内窓メーカー比較で扱っています。各シリーズの詳細はインプラス(LIXIL)・ウチリモ(YKK AP)でも解説しています。当社で選択できる色や仕様はお問い合わせください。
色選びで見落としやすい点
小さな見本と実物では印象が変わる
色は面積が大きくなるほど、明るい色はより明るく、暗い色はより暗く見えやすくなります。カタログの小さな見本で選ぶと、取り付け後の印象が想像と違うことがあります。
照明と時間帯で見え方が変わる
昼の自然光と、夜の照明の下では色の見え方が変わります。とくに木目調は、光の色によって赤みや黄みの出方が違って見えます。
濃い色は傷やほこりが目立ちやすい
濃色の枠は落ち着いた印象になりますが、白い粉じんやほこりが目立ちやすくなります。逆に白系は、汚れが付いたときに目に付きやすくなります。日常の手入れは内窓の掃除とお手入れをご覧ください。
複数の窓は色をそろえたほうが落ち着く
同じ部屋に複数の窓がある場合、色が違うと視線が分散します。部屋単位で色をそろえると、あとから見て違和感が出にくくなります。家全体で段階的に設置する予定がある場合は、最初に選んだ色を記録しておくと後の工事で迷いません。
ガラスの仕様によって選べる色が変わることがある
意匠性のあるガラスでは、色の設定に制約がある場合があります。たとえばLIXILは和紙調ガラスについて「本体色に準じた設定になります。(但し、ホワイト、ライトグレーG色はありません。)」と案内しています(出典: LIXIL Q&A)。和室での選び方は和室に内窓は合う?で扱っています。
実物を確認する方法
- メーカーのショールームで見る — 実物の質感と大きさを確認できます
- 各メーカーの商品ページで確認する — 色名と画像が掲載されています
- 現場調査の際に相談する — 既存の窓枠・床・建具の色を見たうえでご案内できます
色は性能に関わるものではないため、迷って工事の時期が遅れるより、既存の窓枠に近い色で決めてしまうという進め方も現実的です。商品と価格は商品一覧でご確認ください。
よくある質問
色によって価格は変わりますか
シリーズと仕様によります。当社の価格は商品一覧でご確認いただけます。色や仕様による違いはお問い合わせください。
色によって断熱性能は変わりますか
断熱性能は、枠の材質とガラスの仕様で決まります。色そのもので性能が変わるものではありません。性能の指標については窓の断熱性能の見方をご覧ください。
部屋ごとに違う色にしてもよいですか
問題ありません。部屋ごとに床や建具の色が違う住まいでは、その部屋に合わせるほうが落ち着きます。同じ部屋のなかでそろえることのほうが、見た目には効いてきます。
あとから色を変えられますか
枠の色を後から塗り替えることは想定されていません。塗装は樹脂の表面を傷めることがあります。色は設置前にお決めください。
透明ではない色付きのガラスも選べますか
メーカーには型板ガラスや意匠性のあるガラスの設定があります。ガラス仕様によって性能も価格も変わるため、当社で選択できる仕様はお問い合わせください。選び方の考え方は内窓のガラスはどれを選ぶ?をご覧ください。