窓ガラスが割れたときの対応

窓ガラスが割れてしまった。まず何をすればよいのか、どこに連絡すればよいのか。慌てる場面ですが、手順は決まっています。この記事では、応急処置から交換の依頼先まで、落ち着いて進められるように整理します。
まず安全の確保と応急処置
LIXILは、ガラスが割れた場合の応急処置として、割れた部位をダンボールなどで覆い、ガムテープで仮止めする方法を案内しています。作業の際はガラス片にご注意ください(出典: LIXIL よくあるお問い合わせ)。
- 小さなお子さま・ペットを近づけない
- 厚手の手袋を使い、素手で破片を扱わない
- 飛散した破片は広範囲に及ぶことがあるため、周囲も確認する
交換の依頼先
同社は、「ガラスを変更したり、割れた場合の交換は、お買い求めいただいた工務店さままたはガラス取扱店さまにご相談ください」と案内しています(出典: 同上)。
つまり、その窓を設置した事業者が第一の窓口です。当社で施工させていただいた内窓であれば、まずはご連絡ください。
⚠ なお、当社は外窓(既存の窓)のガラス交換は取り扱っておりません。割れたのが外窓側であれば、ガラス取扱店やリフォーム会社にご相談ください。
⚠ 複層ガラスは納期がかかります
同社は、複層ガラス(二重ガラス)の場合は注文生産のため納期がかかる可能性があると案内しています。応急処置が推奨されているのはこのためです。
単板ガラスに比べ、複層ガラス・Low-E複層ガラス・合わせガラスといった仕様のガラスは、既製品の在庫から即日交換とはいかない場合があります。ガラスの種類は内窓のガラスはどれを選ぶ?で解説しています。
なぜ割れたのかを確認する
原因によって、その後の対応が変わります。
| 原因 | その後に考えたいこと |
|---|---|
| 物がぶつかった | 割れにくい・飛び散りにくいガラスへの見直し |
| 熱割れ(自然に割れた) | 日射条件やカーテンの使い方の確認 |
| 飛来物(台風など) | 屋外側の備えの検討 |
ひび割れが放射状に走っている、衝撃の跡がないのに割れた、という場合は熱割れの可能性があります。熱割れの仕組みと予防は既存の窓が網入り・型・複層ガラスのときで解説しています。
物がぶつかって割れた場合、破片が飛び散りにくい合わせガラスという選択肢があります。小さなお子さまやペットのいる住まいでの考え方は子ども・ペットがいる家の内窓をご覧ください。
台風などの飛来物への備えは、屋外側の設備の領域です(雨戸・シャッターと内窓)。
費用と保証
❓ 交換費用は、ガラスの種類・サイズ・破損の状況によって変わるため、一律の金額はお示しできません。状態が分かる写真を添えてご相談ください。
保証の適用については、商品保証・施工保証それぞれの範囲によります。⚠ 熱割れは自然現象として扱われることがあり、外部からの衝撃による破損とは扱いが異なる場合があります。保証の範囲はお見積り・ご契約の際にご確認ください(内窓はどのくらい使える?)。
なお、火災保険に「破損・汚損」の補償が含まれている場合、ガラスの破損が対象になることがあります。❓ 契約内容によるため、保険会社にご確認ください。
よくある質問
ガラスだけ交換できますか。窓ごとになりますか
破損の状況と製品によって扱いが変わります。枠に損傷がなければガラスの交換で済む場合がありますが、判断には現物の確認が必要です。
賃貸で割れた場合はどうすればよいですか
まず貸主(大家・管理会社)にご連絡ください。費用の負担や手配の方法は契約によって異なります(賃貸に内窓は付けられる?)。
内窓の障子(窓本体)ごと交換になりますか
製品と年式によって、供給できる部材の状況が異なります。まずは状態をお知らせください。
割れたまま使い続けても大丈夫ですか
けがや破片の落下の危険があります。応急処置をしたうえで、早めに交換のご相談をおすすめします。