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内窓で日焼け・色あせは防げる?紫外線とガラスの関係

内窓で日焼け・色あせは防げる?紫外線とガラスの関係

畳や床、家具、カーテンの色あせが気になり、窓のリフォームを検討される方がいらっしゃいます。内窓には紫外線を抑える働きがありますが、色あせの原因は紫外線だけではありません。この記事では、期待できることとできないことを分けて解説します。

結論:紫外線は抑えられますが、色あせがなくなるわけではありません

先に結論をお伝えします。

  • 期待できること — ガラスが増えること、ガラスの仕様によって、室内に入る紫外線を抑えやすくなります
  • 期待できないこと — 紫外線をゼロにすることはできません。また色あせには、紫外線以外の要因も関わります

日焼け対策を第一の目的にする場合は、窓の対策だけで完結すると考えず、日射を遮る方法と組み合わせてご検討ください。

紫外線と色あせの関係

LIXILは、内窓インプラスのメリットのひとつとして「UVカット」を挙げ、紫外線は「肌の日焼けやカーテン・家具などの色あせの原因」になると説明しています。あわせて、「『Low-E複層ガラス』は、一般複層ガラスに比べ、より多くの紫外線をカット」するとしています(出典: LIXIL「インプラス 6つのメリット」)。

つまり、紫外線を抑える度合いはガラスの仕様によって変わります。内窓を付ければ一律に同じ結果になるわけではありません。

内窓を付けると何が変わるか

内窓を設置すると、既存の窓のガラスに加えて、もう1組のガラスを通ることになります。窓を通る経路が増えるぶん、室内に届く紫外線は抑えられやすくなります。

加えて、選ぶガラスの仕様によって差が出ます。Low-E複層ガラスは一般複層ガラスに比べて紫外線をより多くカットするとされており、合わせガラス(2枚のガラスのあいだに樹脂の中間膜を挟んだもの)にも紫外線カットの機能が示されています(参考: 一般社団法人 板硝子協会「防災安全合わせガラスとは?」)。

ガラス仕様によって性能は変わります。当社で選択できる仕様はお問い合わせください。ガラスの種類ごとの考え方は内窓のガラスはどれを選ぶ?で解説しています。

期待しすぎないほうがよい点

ここは期待値の話としてお伝えしておきます。

  • 色あせは紫外線だけが原因ではありません — 目に見える光(可視光)や熱、湿度も、素材の変色や劣化に関わります。紫外線を抑えても、色あせがまったく起きなくなるとは言えません
  • 窓を開けている時間には働きません — 内窓の効果は、窓を閉めているときに働きます
  • 直射日光そのものは室内に入ります — 明るさを保つ以上、光は入ります。日射を強く抑えたい場合は、屋外側で遮る方法が効率的です
  • すでに色あせた部分が戻るわけではありません — これから進む変化を緩やかにする、という位置づけです

夏の日射対策の考え方は内窓は夏の暑さに効く?にまとめています。結露など複数の目的をまとめて扱いたい場合は内窓で結露は防げる?もあわせてご覧ください。

色あせを抑えたい場合の組み合わせ

方法性格
屋外側で遮る(すだれ・外付けブラインド・庇)光と熱が室内に入る前に抑える。日射対策としては効率的
室内側のカーテン・ブラインド手軽。ただし窓を通った光を受け止める形になる
内窓(ガラスの仕様を選ぶ)断熱・結露・防音とあわせて対応できる。紫外線も抑えられやすい
家具の配置を変える費用がかからない。日の当たる位置を避ける

色あせ対策だけを目的に内窓を選ぶ場合、費用に対する満足度は高くなりにくいと考えられます。内窓は断熱・結露・防音といった複数の目的をまとめて扱えるところに価値があります。ほかの悩みとあわせてご検討ください。

効果の全体像は内窓の効果は本当にある?をご覧ください。

費用の目安

内窓リフォームネットの内窓は、引違い窓2枚建の通常仕様で45,200円〜(工事費・税込、2026年8月時点)です。ガラスの仕様や窓のサイズによって金額は変わります。商品と価格は商品一覧でご確認ください。

よくある質問

紫外線は何%カットできますか

数値はガラスの仕様によって異なります。当社では一律の数値を示していません。仕様ごとの性能値は、メーカーの公表資料でご確認ください。

UVカットフィルムを貼るのとどちらがよいですか

目的によります。紫外線を抑えることだけが目的であれば、フィルムのほうが費用は抑えられます。ただしフィルムは断熱や防音には効きません。また、ガラスに物を密着させると熱割れのリスクが高まるとメーカーが案内しています。施工の可否はフィルムの製品仕様と、貼る対象のガラスの種類によって変わります。

畳の日焼けは防げますか

紫外線を抑えることで変化を緩やかにできる可能性はありますが、防げるとは言えません。畳の変色には可視光や湿度も関わります。日の当たる時間が長い場所では、屋外側での遮蔽や、障子・カーテンとの組み合わせをご検討ください。和室での内窓については和室に内窓は合う?をご覧ください。

肌の日焼け対策になりますか

室内に入る紫外線を抑えることはできますが、ゼロにはなりません。日焼け対策を目的とされる場合は、日焼け止めなど直接的な方法とあわせてご検討ください。

観葉植物への影響はありますか

窓を通る光の量は、ガラスが増えるぶんわずかに減ります。日照を必要とする植物では、置き場所によって影響が出ることがあります。窓辺で植物を育てている場合は、設置後の様子を見て位置を調整してください。

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