4枚建・大開口の窓に内窓を付ける

リビングの大開口、4枚建の掃き出し窓、テラスに面した連続した窓。大きな窓は住まいの魅力である一方、熱の出入りがもっとも大きい場所でもあります。この記事では、大開口の窓に内窓を検討する場合の考え方と、当社で対応できる範囲を整理します。
⚠ 当社の取り扱いは引違い窓2枚建です
先にお伝えします。内窓リフォームネットの取り扱いは引違い窓2枚建のため、4枚建の窓や折れ戸・片引きなどの大開口には対応できません。
メーカーの商品としては設定があるものもあります。たとえばLIXILのインプラス for Renovation には引違い窓の2枚建・3枚建・4枚建の設定があります(出典: LIXIL「インプラス for Renovation」)。対応できる事業者へのご相談をおすすめします。
まずはご自宅の窓が何枚建かをご確認ください。窓の形の見分け方は内窓の種類、メーカー別の対応はメーカー別に選べる窓の種類をご覧ください。
大きな窓ほど効果も費用も大きくなります
窓の面積が大きいほど、出入りする熱の量も大きくなります。住まいの中で熱の出入りがもっとも集中する場所であり、手を入れたときの変化を感じやすい窓です。
一方で、価格も窓のサイズに応じて上がります。ただし国の補助金もサイズ区分で決まり、大きい窓ほど1か所あたりの補助額が大きくなります。戸建住宅で面積4.0㎡以上の「特大」区分なら、性能グレードにより1か所76,000円または140,000円です(出典: 先進的窓リノベ2026事業「内窓設置」)。
大きな窓は1か所で補助額の下限(合計5万円以上)を超えやすいという利点もあります(2026年度の内窓の補助金)。
大開口ならではの確認点
1. 製作できる寸法の範囲
❓ 内窓には製品ごとに製作できる寸法の範囲があり、極端に大きい窓は1つの内窓では納まらない場合があります。当社の取り扱い範囲外の構成になることもあるため、窓の寸法と全体が分かる写真を添えてご相談ください。
2. 障子(窓本体)の重さ
面積が大きいほどガラスも大きくなり、開け閉めの動作は重くなります。日常的に出入りする窓では、この操作感が使い勝手に直結します。
3. 出入りの頻度
⚠ 大開口はベランダ・庭への通り道であることが多く、内窓を付けると出入りのたびに2枚を開け閉めすることになります。頻度が高いほど負担は大きくなります(内窓リフォームのデメリット)。
リビングの掃き出し窓についてはリビングの掃き出し窓に内窓で詳しく扱っています。
4. カーテン・ブラインドとの干渉
大きな窓ほどカーテンボックスや枠内付けのレールが設けられていることがあります。⚠ 窓枠正面にカーテンレールBOXがある場合、ふかし枠が使用できません(内窓とカーテン・ブラインド)。
2枚建の窓が並んでいる場合
大開口に見えても、2枚建の引違い窓が横に並んでいる構成であれば、当社でご相談を承れる場合があります。窓と窓のあいだに柱や方立(縦の部材)があるかどうかが見分けの目安です。
判断が難しい場合は、窓全体が写った写真と、横から奥行きが分かる写真をお送りください。無料の現場調査で可否を判断します。測り方は内窓のサイズは自分で測れる?をご覧ください。
内窓リフォームネットの内窓は、引違い窓2枚建の通常仕様で45,200円〜(工事費・税込、2026年9月時点)。金額は窓のサイズで変わります。商品は内窓の商品一覧をご覧ください。
よくある質問
4枚建の窓に2枚建の内窓を2つ付けられますか
❓ 窓枠の構成によります。方立がなく1つの開口になっている場合、2枚建を並べる納まりが成立するとは限りません。現場調査での判断が必要です。
大きい窓だけ先に付ける意味はありますか
面積が大きいぶん、その窓まわりの変化は感じやすくなります。ただし同じ部屋に手つかずの窓が残ると、そこからの熱の出入りは続きます(内窓はどの窓から付けるべき?)。
大きい窓は工事に時間がかかりますか
1窓あたり最短60分が目安です。窓のサイズや状態によって前後します(内窓の工事の流れ)。
大開口は防音にも効きますか
面積が大きいほど音の入口としても大きくなるため、対策の意味はあります。ただし効き方は音の種類によります(内窓の防音効果はどのくらい?)。