出窓に内窓は付けられる?形状別の考え方

出窓は壁から張り出した構造のため、内窓を付けられるのか分かりにくい窓です。結論として、条件を満たせば取り付けできる場合があります。この記事では、メーカーが示す条件と、出窓ならではの確認点を整理します。
結論:スペースと額縁の条件を満たせば可能な場合がある
LIXILは内窓インプラスについて、「取り付けるためのスペースを確保できれば、出窓に付けられます」と案内しています。ただし次の場合は取り付けできないとされています(出典: LIXIL よくあるお問い合わせ)。
- アルミ製の額縁などが付いている場合 — インプラスは木額縁納まりのため取り付けできません
- テーブル板の耐荷重 — 出窓の台板が内窓の重さを支えられるかの確認が必要です
⚠ あわせてお伝えしておきます。内窓リフォームネットの取り扱いは引違い窓2枚建です。出窓の窓が引違い窓であっても、納まりによって対応できない場合があります。取り付けの可否は現場調査で判断しますので、まずは写真を添えてご相談ください。
出窓に内窓を付ける2つの付け方
1. 出窓のサッシに沿って付ける
出窓の窓そのものの内側に内窓を納める方法です。出窓の台板(カウンター)はそのまま使えますが、窓枠の奥行きが足りないと納まりません。出窓のサッシまわりは奥行きが浅いことも多く、確認が必要です。
2. 出窓の手前(部屋側の開口)に付ける
出窓が張り出す手前の壁の開口部に内窓を設ける方法です。出窓の空間ごと外側に区切る形になるため、断熱の面では有利になります。
⚠ ただし、出窓の台板に物を置いている場合は取り出しにくくなります。飾り棚として使っている出窓では、使い方が変わる点をご承知おきください。
出窓ならではの確認点
| 確認点 | 内容 |
|---|---|
| 額縁の材質 | アルミ製ではないか(木額縁が条件) |
| 窓の種類 | 引違い窓か。当社の取り扱いは引違い窓2枚建 |
| 台板の状態 | 耐荷重と、結露による傷みがないか |
| 奥行き | 内窓を納めるスペースがあるか |
窓枠の条件は内窓を取り付けられない窓とは?、測り方は内窓のサイズは自分で測れる?で解説しています。
出窓の種類による違い
ひとくちに出窓といっても形が異なり、内窓との相性も変わります。
| 形 | 内窓を検討するときの見方 |
|---|---|
| 台形出窓 | 正面と左右の3面。手前の開口に付ける方が納まりやすい場合がある |
| 角形(ボックス)出窓 | 正面が引違い窓なら、その内側に納める検討がしやすい |
| 三角出窓 | 面の角度があり、納まりの確認がより必要になる |
いずれの形でも、判断は実際の窓を見てからになります。正面から見た写真と、横から奥行きが分かる写真をお送りいただけると案内が早くなります。
出窓は熱の出入りが大きい場所
出窓は三方向がガラスで、壁から張り出しているぶん外気にふれる面積が大きい構造です。冬は冷えやすく結露も出やすい場所で、夏は日射の影響を受けやすくなります。
そのため、取り付けできる場合は変化を感じやすい窓でもあります。結露の仕組みは内窓で結露は防げる?、夏の日射は内窓は夏の暑さに効く?をご覧ください。
費用の目安
内窓リフォームネットの内窓は、引違い窓2枚建の通常仕様で45,200円〜(工事費・税込、2026年9月時点)です。出窓の納まりによって追加の部材が必要になる場合があり、金額は現場調査を経て確定します。商品は内窓の商品一覧、費用の内訳は内窓の設置費用はいくら?をご覧ください。
よくある質問
出窓の台板に置いている物はどうなりますか
付け方によります。サッシに沿って付ける場合は台板をこれまでどおり使えます。手前の開口に付ける場合は、内窓を開けないと台板に手が届かなくなります。
出窓の結露がひどいのですが改善しますか
窓面が冷えにくくなるため、結露は起きにくくなる方向に働きます。ただし室内の湿度が高い状態が続けば残ることがあり、換気との併用が前提です。
出窓を普通の窓にするリフォームもできますか
出窓の撤去は外壁側の工事を伴うため、当社では取り扱っておりません。窓の形状そのものを変える工事は、リフォーム会社にご相談ください(窓を増やす・大きくするリフォーム)。
出窓でも補助金は使えますか
内窓の設置として要件を満たせば対象になり得ます。補助額は窓のサイズと性能で決まります。制度は2026年度の内窓の補助金をご覧ください。